| 開催期間 | 営業時間 11:30〜14:00(L.O.13:30)/17:00〜21:30(L.O.21:00)。定休日は時期により変動する可能性があるため、確実に訪れたい方は事前にお電話でのご確認がおすすめです。 |
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| 会場 | 静岡県熱海市渚町15-3(雨風食堂) |
| アクセス | JR来宮駅・熱海駅からいずれも徒歩13分程度 |
| 駐車場 | 店舗専用の駐車場はなし。熱海駅周辺の市営駐車場を利用するのがおすすめです |
| 料金 | 定食990円〜2500円程度(アジフライ定食990円、丼物1900〜2500円など) |
湯河原での仕事終わり、そのまま日帰り温泉に寄ろうかとも思ったのですが、結局足を向けたのは熱海でした。以前から気になっていたお店のことが、どうしても頭から離れなかったからです。
市営駐車場に車を停め、賑やかな商店街から少し外れた路地へ入っていきます。油断しているとそのまま通り過ぎてしまいそうな細い道の先に、そのお店「雨風食堂」はありました。

外観は、かなり年季の入った昔ながらの定食屋さんという佇まい。こういうレトロ感、正直かなり好みです。しかも最近流行りの「レトロ風」にリノベーションされたお店とは違う、積み重ねてきた時間がそのまま残っている本物のレトロでした。
店先に貼られたメニューを覗いてみると、思っていたより品数が豊富で、しかも値段がかなり良心的。看板のアジフライ定食は990円(税込)という安さです。
お店に入ると、少し強めの口調で「現金だけだからね」と念押しされました。もちろん想定内だったので、元気よく「はい!」と返事をして中へ。こういうやり取りも、長年地元でやってきたお店ならではという感じがして、むしろ嬉しくなってしまいます。
店内はL字のカウンター席に、座敷が3卓ほど。テレビも当然のように置かれています。切り盛りされているのはご高齢のご夫婦で、旦那さんが厨房、奥さんがオーダーと配膳を担当されているようでした。壁には古い写真や賞状らしきものが飾られていて、このお店が歩んできた時間の長さを静かに物語っています。
お腹も空いていましたし、海鮮気分だったので迷わずアジフライ定食を注文。座敷には3人家族、カウンターには常連らしき地元のマダムが一人で呑んでいて、地元の方に愛されているお店なんだろうな、というのが伝わってきます。
しばらくすると、アジフライ定食が運ばれてきました。
アジは2枚。しかも尋常じゃないサイズです。小鉢はポテトサラダ、切り干し大根、お新香、玉子焼きの4種類。そこに味噌汁とごはんまで付いて、これで本当に990円なのかと目を疑いました。
まずはアジフライから。ソースをかけて一口食べると、揚げたてならではのサクサク感がたまりません。しかも分厚い。海沿いのお店でも、もっと小ぶりなものが3枚、というパターンが多い印象ですが、ここは2枚でこの厚みです。衣はしっかりめなのに身はふわっとしていて、魚自体の甘みがきちんと主張してきます。地物かどうかまでは聞けませんでしたが、この味なら相応にいいものを仕入れているはず。値段からは想像できないホスピタリティに、素直に感動してしまいました。
さらに途中、「これサービスね」ととろろそうめんが差し出されました。歩き疲れた体に、つるっとしたさっぱり感が染み渡ります。おかげでボリュームはさらに増量。小鉢も一つひとつ味わいながら、気づけば完食していました。
お店を出て帰り道、ふと視線を上げると、目の前に廃墟になった旅館らしき建物が建っていました。夜はあまり気づきませんでしたが、昼間に歩けば、このあたりがなかなかディープな路地裏であることをもっと実感できそうです。
地元の方々の憩いの場でありながら、ぜひ観光で訪れた方にも足を運んでほしいお店でした。熱海というと海沿いの旅館や温泉のイメージが強いですが、少し路地に入った先にも、こうして長く愛され続けている食堂があります。次に熱海を歩くときは、少し寄り道してみてはいかがでしょうか。
熱海には、温泉でゆっくり過ごせる場所もたくさんあります。食事のあとは熱海の日帰り温泉10選もあわせてご覧ください。
熱海駅から少し歩いた路地裏にあるお店なので、はじめて訪れると少し不安になるかもしれませんが、赤い看板を頼りに迷わず進んでみてください。現金のみの対応なので、お財布の準備をお忘れなく。アジフライ定食はボリュームがかなりあるので、少しお腹を空かせて行くのがおすすめです。専用駐車場はないため、熱海駅周辺の市営駐車場を利用すると安心です。定休日は時期によって変動する可能性があるようなので、確実に訪れたい方は事前にお電話で確認してみてください。

